複数の教科や分野に跨る知識や思考力を問う問題

近年、大学入試において「総合問題」の出題が増加しています。この総合問題とは、複数の教科や分野にまたがる知識や思考力を問う問題で、受験生の総合的な理解力や応用力を評価することを目的としています。

 特に難関大学の一般選抜で英語の出題が顕著で、一橋大学、早稲田大学、旧帝大などがその例としてあげられます。これらの大学では、従来の単一科目の試験に加え、高度な問題を出題しています。(複数の資料やテーマを組み合わせて論理的思考力を問う・・・など)

 また大学入試全般の傾向として、「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」の募集人数の割合が年々増加しています。これらの選抜方式では、小論文や面接などを通して、受験生の思考力・判断力・表現力や主体的に学習に取り組む姿勢が評価されます。

 このような背景から、大学入試における「総合問題」の増加は、受験生の多面的な能力を評価し、多様な人材を求める大学側の意見が反映されたものと考えられます。